【終了】技術普及講習会 「3Dものづくりを活用した鋳造技術」(1月27日開催)
■日 時 令和5年1月27日(金)13:30~16:30
■場 所 滋賀県東北部工業技術センター【彦根庁舎】(彦根市岡町52番地)
鋳造技術は製品を形作るための基本的な技術の一つです。現在、金属3Dプリンター等、3Dものづくりが急速に進んでいます。そういった中、鋳造技術においても3Dプリンターやコンピュータシミュレーション等の3Dものづくり技術を活用する事例が増えてきております。そこで、今回の技術普及講習会では、3Dものづくりを使った最新の試作・製造技術について講習会を開催します。また、併せて、東北部工業技術センターで実施したIoT技術や3D加工機、シミュレーションを使った鋳造工程の可視化技術の開発成果についてもご報告します。鋳造業の方だけでなく、鋳造品を扱われる方も是非ご参加ください。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
1. 日 時 令和5年1月27日(金)13:30~16:30
2. 内 容
①13:30~15:00 「3Dプリンターの動向と活用方法」
講師:シーメット株式会社・群栄化学工業株式会社
今回は鋳造に使用する砂型プリンターを中心に3Dプリンター、材料メーカーの立場から、最新の3Dプリンターの動向や活用事例について、ご講演頂きます。
砂型3Dプリンターでは型抜きを考慮する必要が無いため、これまでにない複雑な形状の鋳物が作製できます。
また、3Dプリンターで製作した鋳型で作製した鋳物は通常の鋳物と変わりません。試作から量産まで幅広い応用が期待されています。
当日は砂型の試作品も展示する予定です。
②15:10~15:40「工業技術総合センターの金属3Dプリンターについて」
講師:工業技術総合センター 職員
工業技術総合センターに設置している金属3Dプリンター(日本電産マシンツール(株)製 LAMDA200)の仕様等を、これまでに作製した試作品を交えて紹介します。また、3Dものづくりに関する技術向上・普及を目的として活動しています「滋賀3Dイノベーション研究会」の取組みも併せて紹介します。
③15:45~16:30 「研究報告 ICT技術を用いた鋳造技術の高度化・高効率化技術の開発」
講師:東北部工業技術センター 安田
職人的な工程である注湯作業を可視化し、技術伝承や課題解決を支援するツールを開発すること目的に研究を行っています。
今回は、IoT技術を使った注湯作業のセンシング技術、3Dプリンターや切削加工機を使った鋳物試作品開発、シミュ―レーションを使った鋳造欠陥解析についてご報告します。
3. 定 員
講義 20名 (参加費無料)
4. 開催場所
東北部工業技術センター 彦根庁舎 (彦根市岡町52番地)
5.申し込み方法 下記ホームからお申込みください。
6.申込期限 1月25日(水)
問い合せ先 TEL: 0749-22-2325 ( 担 当 ) 安田 ・ 岡田
※お申込みに際し、申込受付を確認する連絡はいたしません。当日直接会場へお越し下さい。
7.その他
(1)当センターでは現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を実施しております。
講習会にご参加いただく方は、マスクの着用等、感染拡大防止へのご協力をお願いします。
新型コロナウイルスの状況により急遽中止となる場合があります。
(2)大雪等で公共交通機関に大きな乱れが発生した場合は中止いたします。
(3)中止となった場合は、HPで告知するとともに申し込み時に記入頂いた連絡先にご連絡いたします。
(4)駐車場に限りがあります(約10台)。なるべく公共交通機関を利用してお越しください。