ビワライトは滋賀県で生まれた環境にやさしい銅合金です。
生活に欠かすことができない水道。滋賀県の地場産業「彦根バルブ」は水道設備を支えることで、皆様の快適な生活に貢献しています。この彦根バルブをより安全なものにするため、新しい材料として開発されたのが、鉛フリー銅合金「ビワライト」です。滋賀バルブ協同組合、関西大学及び滋賀県との共同研究により開発された鉛フリー銅合金です。環境負荷の高い鉛を含まないので、環境に優しく健康に配慮した材料として注目されています。平成21年にJISに登録されており、バルブ部品や水道メーター材料として活用され始めています。
ビワライトはバルブを製造するために必要な、鋳物の作りやすさ、加工のしやすさ、さびにくさ、水漏れのしにくさ等の特徴を持っています。
詳しくは滋賀バルブ協同組合のWEBサイトをご覧ください。
ビワライトはその他にも以下のような特徴があります。
■美しい銅色
暖かみのある銅色の美し材料です。年月を経ることで、黒味がかった味わいのある色に変わってきます。磨けばいつでも元の輝きに戻ります。
■抗菌効果
ビワライトの主成分である銅には抗菌効果があります。
■鉛を含まない安心な材料
鉛は銅合金鋳物の重要な成分です。
近年、環境への影響が強いため、世界的に鉛を使わなくなっています。ビワライトは鉛に変わる新しい成分を発見し開発されました。
■リサイクル可能
鋳物の原料として再利用可能です。限りある資源を無駄にしません。
■バルブ以外へ用途展開
バルブや水栓金具といった水道部品から機械部品など様々な用途へと広がっています。