地域素材の活用(びわ湖ホール声楽アンサンブルドレスの作成)
びわ湖ホール声楽アンサンブルの女性用ドレスを、長浜市の特産の高級和装素材「浜ちりめん」を使い、産(浜縮緬工業協同組合)官(センター)学(成安造形大学)の連携にて作成しました。
開発背景
センターでは「滋賀県らしさ」「滋賀県ならではのものづくり」を新たな価値として活用することを提案し、さらに「創り手からのメッセージ」の発信を支援しています。
今回、びわ湖ホールからの衣装作成の依頼を受け、長浜市の伝統的な絹織物である「浜ちりめん」を使用したロングドレスの提案を行いました。
浜縮緬工業協同組合、成安造形大学、センターとびわ湖ホールによる産学官連携グループを立ち上げ、デザインシミュレーションや染色テスト等に約7ヶ月をかけて、ドレスが完成しました。
製品説明
びわ湖をイメージした水色「びわ湖ブルー」を提案、グラデーションとシルクならではのドレープが美しいドレスです。
その後、他の滋賀県の特産織物である湖東地域の麻織物、高島地域の綿織物を利用したドレスも製作され、現在も公演で着用されています。
共同開発メンバー
- 浜縮緬工業協同組合
- 成安造形大学
- びわ湖ホール
- 繊維・高分子担当